雪の上でも走っていた

リーダー格の数人が常に先頭で「ハッコウダ!」と、掛け声を掛けたくてうずうずしていた気がする。
今にして思えばこれほど、危険極まりない行動はないのだが13~4歳のガキのやることはそんなことやテント内での喫煙と酒呑み。
他愛が無いと言うか、有り余るエネルギーをムダに使いたくて仕方がなかった。

記憶にないが、顧問の先生が良く許したと思う。
と言うより、1年生の時には3年生の先輩が数人しかおらず僅か数ヶ月で我々新入生である我々の天下になったのだ。
こんな部活は他にない。(大学の山岳部も似たようなもんだった)
その後、下級生が順調に入部したので隊列が長くなり顧問のいる殿(しんがり)からは先頭が目に入り難くなっていた。
その隙と山での勘を頼りに(ガキの癖に)「自分で浮気調査ハッコウダ!」を連発し、奈良県内では常に優勝候補だったのだ。

勿論、常にバテル奴がいたのでそいつの荷は事前に分けて軽くしておいてやるのだ。
時に「ハッコウダ!」が失敗したら他人の所為にするのは理の当然。
これで中学3年間の「登山部」生活は随分、楽しい思い出になっている。
季節も気象条件も関係なく、雪の上でも走っていた。

久し振りに自慢話を書くと気分が良いのぉ~
オチはご承知の方もいる通り、奈良県内で「登山部」がある中学校なんて数校しかなかっただけ。

で、最後に今日は「八甲田山の日」だそうだ。
当然、理由は先の雪中行軍で大量遭難したことによる。